Journal of Wind Engineering and Industrial Aerodynamicsにレビュー論文が掲載されました

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レビュー論文 “Complementary use of CFD simulations and wind tunnel tests in wind engineering: A practical classification and examples of their integration”Journal of Wind Engineering and Industrial Aerodynamics に掲載されました。

Yoshihide Tominaga, Zitao Jiang
Journal of Wind Engineering and Industrial Aerodynamics, Vol. 276, 106499, 2026

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建物周辺の風環境、歩行者レベルの強風、自然換気、汚染物質の拡散など、建築・都市環境におけるさまざまな問題を考える上で、気流を正確に把握することは非常に重要です。その代表的な研究手法として、CFD(数値流体解析)風洞実験があります。

本論文では、CFDと風洞実験を競合する手法として捉えるのではなく、両者を相補的に活用することで、より高精度・高効率かつ信頼性の高い風工学研究を実現するための方法を整理しました。

CFDと風洞実験の連携方法を、以下の4つに分類しています。

  1. Validation — 風洞実験によるCFD解析結果の検証
  2. Model improvement — 実験結果を活用した数値モデルの改善
  3. Multi-scale integration — 異なる空間・時間スケールにおける両手法の統合
  4. Wind tunnel test enhancement — CFDを活用した風洞実験の計画・設計・解釈の高度化

本研究は、新潟工科大学 風・流体工学研究センター 富永禎秀先生(第一著者)との共同研究成果です。

建築・都市環境ダイナミクス研究室では、CFD、風洞実験、実測を組み合わせながら、建築・都市空間における気流、自然換気、温熱環境などに関する研究を進めています。